旅するバイヤーへ再び

セルビアでアソシエーションを立ち上げて2年、試行錯誤で進んできました。


なにより行きづまってしまうのが、「素材がない!」

モロッコで商品を作っていた時は、あちこちに素材があって選び放題!的な感じがあったけど

セルビアでは限られているのです。。


そこでここでモノ作りアソシエーションを立ち上げる時、

「刺繍をメイン」にしようと思ったのです。


が、しかし、布すらいい素材がない。。。

セルビア人に聞いて、あそこに行ったら?と言われたところは

ほぼ行ってみました。

お店の人にも聞いて、多くの人が口をそろえていうのが

「昔はあったんだけどねぇ。。」

旧ユーゴ解体の際、繊維工場は破壊されてしまい、その後は再会されることなく

中国やイタリアなどから布を輸入している現状ということです。

トホホ。。。。

それでもなんとか布を見つけ、トートバッグにしたりしてきました。


この春、トルコオーナーが営むお店と知り合いました。

そこで見つけた布、トルコ人オーナーは「タオル」というのでびっくり!

話を聞くとトルコにはハンマム(公衆浴場)があって、これをハンマムで使うのだそう。

それ以外にもビーチに行く際、これをタオルとして使うというのです。


しかもオスマン時代から続いている織機で織ったタオルだそうで、

そんな話を聞くうちにどんどん興味がわいてくるのでした!

しかも「刺繍を入れたらもっとかわいいじゃないの!!」

そんなインスピレーションがわき上がってくるのでした~~。


そして6月、偶然にも昨年語学学校のクラスメイトがトルコ人で

彼と彼のセルビア人の奥さまがトルコに里帰りするというではないですか!

しかもこのタオルの街から3時間ほどの街が、彼の出身地。


タオルのことを聞くと友人は

「一緒にトルコにこればいい!そして実際見てみたらいいよ」

そう誘ってくれたので、行くことに決定!



ベオグラードからイスタンブールを経由して、まずは友人の出身地IZMIRという町へ。

友人の実家に宿泊までさせていただけるというので、地元ターキッシュライフを満喫!


そして車でタオルが作られている「Buldan」という町まで連れていってもらったのです。

小さな町のメインストリートには、あちこちタオルのお店が並んでいて

雰囲気の良さげなお店を選んで、数件入ってみました。


コットン・バンブー・この両方の混紡など、カラフルな色合いで素材もさまざま。

大昔は手織りで織っていたそうだけど、さすがに今は機械織り。

でも素材はこの小さな町近郊で採れる、オーガニックなものを使っているのだそうです。


オスマン時代から続くこの織物、ベオグラードで見つけて

まさかトルコのこの町に来て、実際にお店の人からいろいろ話が聞けるとは!


セルビア女性が刺繍を入れれそうなものを選んで、大満足!

これでタオルも刺繍も、説明がじっくりとできるのです~~。


Petit Soccoスタイルは、やっぱり自分が見て、行って

ストーリーを交えながら商品を提供していきたい!のです。


この9月29日・30日にお披露目。

やっぱりコンセプトは「ボーダレス!」

ターキッシュタオルにセルビア女性の刺繍を入れてね


そして、このタオル探しの旅で、また再び「バイヤー」に目覚めた私なのでした。


次回は友人夫婦と別れて、一人でイスタンブールへ行った出来事を書きます。

イスタンブールでは革の卸問屋へ行ったり、バッグを作る工房地帯を見つけ

またワクワクのストーリーが出来上がりました!






Petit Socco

セルビア共和国在住 ✶ 旅するバイヤー・星読み師 ✶ セルビアでアソシエーション 「GRAND SOCCO」 の運営もしています。

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